アナタは転職は怖い、リスクがあると感じていませんか?
もしくは「自分にはまだ転職は関係ないかな…」、「まだ転職するほどではないかな…」
などと考えている人もいるでしょう。
たしかに転職には大きなリスクが伴うことも事実です。
さらに日本は「終身雇用」「定年退職」という言葉が表すように、1つの会社に長く勤務することが当たり前とされている文化のため、転職に対してネガティブなイメージがあるように思えます。
しかし、アナタは時代が確実に変化してきていることに気づけていますか?
この変化に対応すべく、転職の為の下準備(この記事では分かりやすく転職活動と表記)を始めておくことをおすすめします。
実は転職活動はノーリスクなのです。
私は30歳になる頃に1度転職をしてますが、
数年経ったいま再び転職活動を始めてます!
- なぜ転職活動はノーリスクなのか
- なぜ転職活動を始めておく必要が有るのか
ぜひこの記事で来るべき未来に備えた考え方を持ち、転職に対するネガティブなイメージを払拭してもらえればと思います!
※単純に今の会社が嫌だ!辞めたい!という人は問答無用で今すぐ転職活動始めてください。
転職活動がノーリスクな理由
無料で出来る
ハローワークや転職サイト、転職エージェント利用などは基本的には無料で出来ます。
特に転職エージェントに関しては求人を探す以外にも無料で下記のようなサービスを受けれます。
転職サイトでは自分一人で行わなければいけない事もエージェントを利用すれば全て無料でサポートしてくれるのは大きなメリットかと思います。
初期費用がかからず質の良い求人情報を知れたり
転職についてプロに相談が出来ます!
あくまで相談相手として利用するだけでも良いと思います。
とにかく無料なのは大きなメリットです!
もちろん、中にはとにかく転職させようとしてくる悪質なエージェントも存在します。
実はこの辺りの見極めは必要となってくるので注意しましょう。
転職活動=必ず転職ではない
みなさん誤解しがちなのですが、転職エージェントを登録、利用したからと言って必ず転職しなきゃいけないなんてことはありません。
対応してくれてる転職エージェントの対応が微妙であればサービス利用をやめる事も出来ます。
極端な話、色々利用をしてとりあえず内定までもらうことが出来たとしても断ることも可能です。
あくまで最終的な判断をするのはアナタです!
転職活動をしたことにより、アナタには今の会社に残るという選択肢が見えてくることもあります。
外の世界を知ることでアナタの進むべき方向が初めて見えてくることでしょう。
ぜひもっと気軽に考えてみてはいかがでしょうか?
とりあえずリサーチだけ…
そんな方でもガンガン利用できるものは利用して
行動していくべきです!
転職活動を始めておくべき3つの理由
時代の変化に備えるため
冒頭でも伝えた通り、日本では終身雇用が主流です。
終身雇用により、企業側は「長期的にわたり人材を育成・確保することが出来る」というメリットがあります。
一方、私たち労働者側には「安定した収入を保証してもらえる」というメリットが生まれます。
長期的な雇用を実現するとして、第二次世界大戦後から本格的に大企業が導入し今日に至るまで日本型の働き方の仕組みとして一般化してきました。
しかし、その仕組みは崩壊を迎えようとしています。
終身雇用は景気が右肩上がりである事を前提とした雇用形態です。
裏を返せば景気が悪い、業績が良くなければ維持することが難しくなるのです。
有名なのが2019年のトヨタ自動車・豊田章男社長や経団連の中西会長のコメント。
日本一の大企業の社長と日本経済界のトップ、この二人が揃って「終身雇用の維持は厳しい」と発言しているのです。
「終身雇用守るの難しい」トヨタ社長が“限界”発言(19/05/13) – YouTube
この発言を裏付けるように、ここ数年では名だたる大企業による早期退職者募集のニュースなどが後を絶ちません。
大企業ですらこの状況なのです。
アナタの会社は絶対に安心と言い切れますか?
確かに転職はリスクがあるかもしれません。
しかし「自分は会社が好きだし、定年までここで働けるから大丈夫!」「自分の会社は潰れない!」
このような幻想を抱いたまま1つの会社にしがみつづける事、これもまたリスクとなり得るのではないでしょうか?
いざという時が来た時に備え、念のため準備だけでもしておくことが大事となってくるでしょう。
- 終身雇用は緩やかに終わりを迎えつつあるという見方がある。
- なぜなら、景気が良いことを前提にした雇用形態だから。
- 1つの会社に定年まで面倒を見てもらうという考えがもはやリスク。
見込み客を増やすため
アナタが勤めている会社はアナタにとってのお客という考えが出来ます。
アナタという商品(労働力)を提供し、その対価として給料を貰っているからです。
では、アナタという商品をただ一人だけ終身契約を結び購入してくれていたはずのお客が突然いなくなったり、支払いが出来なくなったら…?
こんな時に備えるために、見込み客を増やしておくことが必要となってくるのです。
あれ?
な~んか最近このお客ネガティブな事ばっかり言ってるなぁ。
な~んか商品に対してイチャモンつけてくるなぁ。
な~んか最近お金の支払いが悪いなぁ。
よし、見込み客リストから次のお客さんと交渉しておこう!
こんな感じになる前に転職エージェントなりを活用しアナタなりの見込み客リストを作成しておきましょう。
- 会社=アナタという商品をお金を払って購入してくれているお客という考え方。
- 唯一のお客の万が一に備えて見込み客リストを作成しておこう。
自分の市場価値を知るため
転職活動をすることで自分の市場価値を改めて知ることが出来ます。
まず、転職活動における市場価値という表現について説明。
ここでいう市場価値はズバリ人材の需要と供給によって決まります。
例えばとある経験・スキル・能力が必要な求人が多く出ているとします。
その場合、その求人条件は需要が高いと言えますね。
しかしその求人条件を満たす人材が少なく供給が足りない場合、必然的にその求人条件を満たす人材は価値が高い人材となるのです。
これを前提に自分の市場価値という表現に当てはめるとこうなります。
ちなみに、も~っとわかりやすくアナタの年収=アナタの市場価値という表現をしている場合もあります。
しかしこの表現は業界や企業、さらには時代そのものにより変化しうるものなのであまり適切な表現であるとは私は思いません。(参考数値として見る分にはとても良いと思います)
とにかく、この市場価値を知るという事が大切なのです。
アナタが社会にどれだけ必要とされているかを測るものさしとして考えましょう。
転職サイトや転職エージェントを利用する事により、実はアナタの市場価値は高いということが分かるかもしれません。
「このレベルの企業にチャレンジできるんだ!」なんて発見があるかもしれません。
アナタに対する社内の評価は決して社会の評価と一致しません。
逆に私の様に市場価値の低いであろう人間は
市場価値を高めるために
・何が必要か
・何が足りてないか
・どこを伸ばすべきか
この辺りをしっかりと把握し
今後のキャリアアップ、スキルアップに役立てていこうと思います!
ひとつ注意点として、市場価値がすべてではないことは当然認識しておきましょう。
市場価値のないスキルや能力なんて必要ない!なんてことはありませんからね。
- 市場価値を知ることでアナタの社会での評価を知ることが出来る
- 社内の評価=アナタの価値ではない
- 思いもよらぬ企業に必要とされているかもしれない
- 市場価値が低ければまずはそれを高める努力をするという方向性も見えてくる
まとめ
この記事では転職活動の必要性を紹介しました。
- 時代の変化に備えるため
- 見込み客を増やすため
- 自分の市場価値を知るため
もちろん、全ての人に転職を勧めているワケではありません!
誤解を与えてしまっていたら申し訳ございません。
しかし、来るべき未来にむけて念のため準備をしておくという事は大事だと思います。
また市場価値を知る事によりアナタ自身の現在地が明確になり、今後の進むべき道が分かるようになるかもしれません。
いずれにせよ転職活動をする事により発生するデメリットは無いと思います。
とりあえず…で始めた転職活動で今の職場よりアナタに合った企業が見つかるかもしれません。
今の会社がやっぱり自分には合ってるなと改めて思えるかもしれません。
もっと気軽にアナタのこれからについて考えてみてはいかがですか?
この記事がアナタの転職活動、今後のキャリアについてを考えるキッカケになれば嬉しいです。
以上、シンエイでした。