アナタは転職活動をいざ始めてみようかと思い色々なサイトで情報収集をしているかと思います。
その至るところで目に飛び込んでくる自己分析という言葉。
アナタはこの自己分析の重要性をしっかりと理解できていますか？
実はここを理解せず甘く考えてしまうとほぼ確実に転職は失敗に終わります。
実は私もこの自己分析をおろそかにしてしまった結果、転職失敗を経験してしまいました…
この記事ではズバリ自己分析をやる目的とその重要性を解説していきます。
最後まで読んで頂くことで自己分析がいかに重要かを理解していただくことが出来ます。
この自己分析の重要性を理解することでアナタの進むべき方向性がより明確になります。
自己分析をする目的
自分の確固たる軸を定めるため
自己分析をする最大の理由が自分の確固たる軸を定めるためです。
アナタは今回の転職における自分の軸をパッと答えることが出来ますか？
- こんな風に働きたい
- こんな経験あります
- こんな仕事できます
- こんなキャリアプラン描いてます
恐らくこのような感じでなんとなく軸はもっているよ～という方が多いでしょう。
しかし確固たる軸といわれるとなんだか自信が無くなるのではないでしょうか。
どっちにしろこの状態ではまだアナタの軸は定まっていないと言えます。
そこで必要になるのが自己分析です。
転職活動を始めるにあたりまず何よりも最初にやるべきこと、それが自己分析なのです。
そもそも軸とは何か？
では今ほど私が言った確固たる軸とは具体的に何なのかを説明します。
それはズバリ
アナタが働くうえで譲る事の出来ない絶対的な事
これが確固たる軸です。
細かく見ていくとこの絶対的な事はさらに2つに分かれます。
- 何をやりたい or 叶えたいか（内容）
- どう働きたいか or なりたいか（状態）
個人的にはこの2つどちらか一方でも欠けてしまってはダメです。
どんな内容の仕事をどんな状態で行うのかを必ずセットにして軸は定めないといけません。
しかしながら(過去の私を含めた)多くの求職者は2番の「状態」ばかり考えてしまいがちなように思えます。
- 待遇が良いとこで働きたい！
→求人情報に出ている休日数や給与など表面上の情報のみで判断 - 良い会社で働きたい！
→その会社が大手かどうか、上場企業かどうかのみで判断 - 伸びそうな業界で働きたい！
→「これからは○○の時代だ！」という周りの声で判断
希望の労働条件や世間からの目、世間の風潮に流されてしまっているうちはまだ「状態」しか見れていません。
「内容」と「状態」をセットで考え、確固たる軸を定めるようにしましょう。
必ずアナタの主観で絶対的に譲れないものを自己分析により明確にすることが大事です。
自己分析をするメリット
真の意味での転職成功を実現するため
自己分析をしっかりとやる事によりアナタの目指すべき姿が明確になり、その結果として真の意味での転職成功が実現する確率は大幅にアップするでしょう。
ではここで言う真の意味での転職成功とはどういう事なのかを説明します。
転職においてこんな声を耳にする事があります。
転職成功！
年収が50万円アップしたぞ！
私は完全週休二日制の会社へ転職できたわ！
休みが増える～♪
たしかに今までよりも自分の理想に一歩近づけたかもしれませんが、これでは転職成功とは言えません。
これは先ほどお伝えした軸の部分の「状態」を満たしているだけだからです。
「状態」のみ好転しても「内容」がアナタに合ってなければ仕事をする上での不満は膨らんでいく一方でしょう。
軸に基づいてアナタがやりたい「内容」もセットで考えないとその仕事に対してやりがいや納得感を感じる事が出来ません。
私の中で真の意味での転職成功といえる状態はこのような状態です。
仕事のやりがい・納得感 ＞ 仕事をする上でのある程度の不満
もう少し具体的に説明すると、
自分の絶対的な軸を実現できるならばこれは切り捨てたって良い！
このように何を優先して何を捨ててもいいか取捨選択が出来るという事です。
- 私は絶対的に○○として働きたい！
→その代わり年収ダウンはしょうがない - 私は絶対的に○○の仕事をしたい！
→その代わり全国転勤も受け入れる
分かりやすく説明するための極端な例ですが
他人にとってはデメリットになりうる事でもこの仕事が出来るなら受け入れられる！
これが真の意味での転職成功であると考えます。
思考がまとまりスムーズな転職活動が出来るため
転職活動を始めるにあたって何よりも最初にこの自己分析をする事でその後の活動をスムーズに進めることが出来るようになります。
アナタの中でのゴールが明確になれば、あとはそのゴールに向かい突き進むのみです。
転職活動をするうえで私は転職エージェントの利用をオススメしています。
アナタの転職の軸が定まっていてそれをしっかり伝えることが出来れば転職エージェントとの面談もスムーズに進んでいくでしょう。
逆に軸が定まってない人には転職エージェントもアドバイスのしようがありません。
場合によっては「この人は何も考えてなくて人任せだな」と印象を悪く持たれてしまい、挙句の果てには舐められ、適当な求人を紹介されるなんてこともあるかもしれません。
転職エージェントを利用時にはしっかりとアナタの転職の軸を伝えられるようにしておきましょう。
また実際の企業面接の際にもアナタの転職の軸が明確になっていれば企業側の質問に対してもスムーズに受け答えが出来ます。
アナタの考えや軸が明確になっていることで迷いなく発言でき、自然と言葉に情熱ものっていきます。
以上のような理由から転職活動をスムーズに進めるためには自己分析が絶対必要と考えます。
番外編：転職する必要ないという選択肢が見えてくる
自己分析によりアナタの目指すべき姿や軸が明確になりました。
実はその姿や軸を実現することは今いる職場でも可能だったりします。
例えば部署移動によって実現可能だったり…という具合です。
ただしこの場合はアナタ個人ではどうすることも出来ず会社に対して交渉や折衝が必要になるケースがほとんどなので再現性は低いですが、考え方としてはアリだと個人的には思います。
自己分析の結果それは現状でも実現可能かどうかも1度考えてみてはいかがですか？
まとめ
この記事では自己分析が必要な理由を解説しました。
自己分析が必要な理由それはアナタの確固たる軸を定めるため。
自己分析をする事により下記のメリットも生まれます。
- 真の意味での転職成功を実現できる
- 思考がまとまりスムーズな転職活動が出来る
- 番外編：転職する必要がないという選択肢が見えてくる
多くの人が自己分析の重要性を甘く見ている、または自己分析がまだまだ足りていないと思います
もちろん自己分析をしっかりとやったからといって必ず理想の自分に合った道に進めるとは限りません。
しかし、自己分析を一度しっかりとやっておくことによりアナタは人生において目指すべき目的地が明確になっている状態となります。
あとは最短でその目的地に向かう為にはどのようなパターン、ルートがあるのか。
その目的地に行くにはいくつか寄り道をする必要が有るのか。
自己分析によりどのように目指すべきかキャリアプランを立てることが出来るようになります。
就職や転職はゴールではなく、なりたい自分になるための手段の一つでしかないと個人的には考えています。
アナタ自身の事を今一度しっかりと理解・分析したうえでこれからのプランを組み立てていきましょう。
以上、シンエイでした。
